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コロンビアを代表する歌手、セバスティアン・ヤトラ(Sebastián Yatra)の新曲「エン・ゲラ(En Guerra)」が4月12日にリリースされた。
この曲のミュージックビデオは、同じコロンビア出身のシンガーソングライターのカミロ・エチェヴェリー (Camilo Echeverry)とコラボ。5月1日に公開して以来、わずか10日間で再生回数1500万回を超え、現在も再生回数を伸ばし続けている。
1994年生まれのセバスティアン・ヤトラは現在24歳。2018年9月にリリースしたデビューアルバム「マントラ(Mantra)」の代表曲「ヤ・ノ・ティエネ・ノビオ(Ya No Tiene Novio)」のミュージックビデオも、再生回数が5億回を超えている。短いキャリアの中でラテン系の音楽賞などにノミネートされるなど、ラテン音楽界の中で、すでにビッグアーティストの仲間入りといっても過言ではないだろう。
今回のシングル「En Guerra」の曲のテーマは、「いじめに立ち向かうこと」だ。
その歌詞には、もし自尊心を傷つけられたら、大切なのは「自分を好きになること」と「あなた一人じゃない」そして「一人ひとりが大切な存在です」とのメッセージが込められいる。
バラードのリズムで歌われるメッセージ性のある歌詞が、心に残る感動的な楽曲に仕上がっている。
なお、今回の作品の売り上げの一部は、ローマ法王フランシスコが設立した、公益組織の「Scholas Occurrentes」への寄付されることが決まっている。この公益組織は190カ国にある45万以上の教育機関と提携して、世界中の子どもたちの教育と学習をサポートや子ども主体のいじめ防止活動、支援活動を行っている。
セバスティアン・ヤトラは、この「Scholas Occurrentes」の親善大使も務めている。
「En Guerra」は4月にリリースされた自身のセカンドアルバム「ファンタシーア(FANTASIA)」に収録されている。優しいメロディと美しいハーモニー、セバスティアン・ヤトラらしいのアルバムだ。
同じアルバムに入ってる曲「ウン・アニョ(Un Año)」はSúper Tokio RadioのJAPÓN TOP LATINOチャートで、先週1位に輝いた。(Súper Tokio Radio)